ふる里「樽本」のページです。 樽本は新潟県妙高市にあり、以前は豊葦村でした。このページでは樽本の風土と言い伝えを紹介しています。
春はうららの樽本

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風土と言い伝え
豊葦地区は、上樽本(かみたるもと)・中樽本(なかたるもと)・下樽本(しもたるもと)・土路(どろ)、更に、斑尾(地元では「マダロォ」)の一部を含めて構成します。

このほかに、かつては沼、ボタムキにも数軒の集落がありました。
四集落の、それぞれ概要をご紹介します。
 樽本の四季
樽本の四季

春:

コゴミ、ウド、ゼンマイ、フキノトウなどの山菜が、野山に豊富に芽吹きます。
夏: 猛暑の陽射しも家の中はヒンヤリと涼しく、夜は、満天の星空につつまれます。
秋: 山々の樹木は一斉に紅葉して、樽本の里は黄金色につつまれます。
冬: 数メートルの雪に覆われますが、道路は整備されてバス、車は往来しています。
 上樽本
上樽本

四集落の最南、北傾斜地の集落です。標高約650mの傾斜地形が幸いして眺望は良く、晴れた日には遠く、高田・直江津、時には日本海・佐渡島方面まで望めます。

豊富に湧く鉱泉を加熱している樽本温泉は、その効用の人気が他県にまで広まっています。
観音堂や親鸞聖人の伝説、また、県指定埋蔵文化財の五輪塔、更に城平、まがくし(馬隠し)、御料(陵)田など、由緒を思わす地名、遺物遺構としての元禄の祠、まぶ(間府/坑道)と、永い歴史の跡があります。
 中樽本
中樽本

春の雪どけが早い南傾斜面にあって、遠くに、地区最高峰の袴岳(1135.3m)が望めます。

神社の巨樹神木は幹周り約6.4m、雪国には珍しい屋久杉を思わす、その樹形が圧巻で歴史の重みを感じさせます。
村役場、学校など、村の中枢機能は明治時代から、ここ中樽に置かれていました。


 下樽本
下樽本

山を背にした標高約600mの西傾斜地にあって、台地からは妙高山(2454m)が望めます。

県指定埋蔵文化財の五輪塔と春日山城(上杉謙信)の出城と伝えられている樽本城址、また、親鸞聖人、経塚、筆塚、堂平ほか、由緒を思わす地名や薬師堂など、永い歴史の跡があります。


 土路
土路

急流が長く続く樽川が、標高340mまで下って瀞(トロ)になった場所、が地名「土路」の語源とも伝えられています。

親鸞聖人や佐久間象山にまつわる伝説や遺物、石炭(泥炭)採掘の歴史があります。
全盛期30数戸の集落に、白壁の蔵(土蔵)が10数棟も建ち並んでいた歴史の背景は、今も謎に包まれ解き明かされないでいます。


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