ふる里「樽本」のページです。 樽本は新潟県妙高市にあり、以前は豊葦村でした。このページは樽本の神社を紹介しています。
春はうららの樽本

 ホーム > 歴史遺産 > 樽本の神社(お宮さま その2)
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樽本の神社
お宮さま その1 お宮さま その2 観音さま 薬師さま
 下樽本のお宮(神明社)
お宮の鳥居と神木
お宮は、下樽集落の傾斜地上段にあって、石階段を登ると途中の踊り場には鳥居、その左右に大きなケヤキと杉の神木があります。

この石段と鳥居は、奇特な村出身者による寄進で、昭和53(1978)に完成しました。
五輪塔
石階段の踊り場の左奥には、新潟県が埋蔵文化財に指定した「五輪塔」があります。
中世後半〜江戸にかけてのものと鑑定されています。
3対の祠
祠と杉の神木
石階段を登ると、大きさが異なる3対の祠が、杉の神木に囲まれて祀られています。
左右の祠は、ほかから移設されたと伝えられています。
力石
昔、村の若者が力比べをして楽しんだ「力石」も境内に置かれています。
右から二番目石に「参拾五貫」(≒132kg)の文字が読み取れます。
<祠三対の歴史>
中央の祠が本体で、左右は「シメノミヤ」と「ニシカワテ(西川手)」に昔あったお宮が合社して、今の姿になったと伝えられています。

その二箇所には、今も、お宮の跡が残っています。
昔、スジ(種モミ) を祀るお宮が西川手にあって、そこで種モミを採って村人に配ったと語り継がれています。
 土路のお宮(諏訪社)
お宮は、集落が一望できる高台にあって、お寺(浄光寺)と境内が隣接しています。
二輪草とシャガ
長い坂が続く参道の傾斜地には、二輪草やシャガが群生して、ところ狭しと咲き競っていました(5月7日撮影)。
参道の石段と鳥居
参道が石段に変り、その先に朱に塗られた鳥居が見えてきます。
3つの祠
境内の奥、小高い位置に大中小、三つの祠が祀られています。

かつて境内を包み込んでいた巨樹の杉神木が伐採された、その朽ち株を数多く見ることができます。
祠
祠
正面を向いた中央の祠が本体。左右の中小の祠は、土路集落にあった他のお宮との合社や移設で今の姿になりました。
<祠三対の歴史>
右の祠:
かつて土路には、今のお宮の他に、もう一つのお宮(神明社)が川向こうの高地に祀られていました。昭和の戦後のころ、川向こうの崖に土砂崩れが起きて、神明社境内にも被害がおよび、今のお宮(諏訪社)に合社されました。
左の祠: 土路集落から「おげみ(桶海)」に通じていた旧街道途中の、道ばたに昔から安置されていたもので、その由緒を知る人はいません。
その場所の地主が、戦後のころ、祠が不びんに思い、諏訪社に移設を申し入れて今の姿になりました。
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