お宮は、集落が一望できる高台にあって、お寺(浄光寺)と境内が隣接しています。 |
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長い坂が続く参道の傾斜地には、二輪草やシャガが群生して、ところ狭しと咲き競っていました(5月7日撮影)。 |
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参道が石段に変り、その先に朱に塗られた鳥居が見えてきます。 |
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境内の奥、小高い位置に大中小、三つの祠が祀られています。
かつて境内を包み込んでいた巨樹の杉神木が伐採された、その朽ち株を数多く見ることができます。 |
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正面を向いた中央の祠が本体。左右の中小の祠は、土路集落にあった他のお宮との合社や移設で今の姿になりました。 |
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<祠三対の歴史> |
右の祠:
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かつて土路には、今のお宮の他に、もう一つのお宮(神明社)が川向こうの高地に祀られていました。昭和の戦後のころ、川向こうの崖に土砂崩れが起きて、神明社境内にも被害がおよび、今のお宮(諏訪社)に合社されました。 |
左の祠: |
土路集落から「おげみ(桶海)」に通じていた旧街道途中の、道ばたに昔から安置されていたもので、その由緒を知る人はいません。
その場所の地主が、戦後のころ、祠が不びんに思い、諏訪社に移設を申し入れて今の姿になりました。 |
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