s20年代の子供のころ、樽本で花火を楽しめるのは年に一度、お盆でした。
その花火も、精々、線香花火と太さ割り箸ほどの手持ち花火でした。
花火が手にはいる当家のルートには、記憶では三つありました。
・ 東京で働いている兄たちの、お盆の帰省お土産。
・ 富山の薬売り ( 2月9日の日記でご紹介 ) から、まれに線香花火がもらえた。
・ 8月9日の日記 「お盆」 でご紹介の 「お寺境内でのオバサンの出店 」 で買う。
このうち「 お寺境内の出店」 で買えるのは、当時の子供の購買力では極めて
限りがありました。
当家では兄たちの帰省お土産の花火が、嬉しかった想い出の一つです。
東京の区立中学校に3年から転校して間もない夏、兄に連れられて隅田川花火
を見に行きました。
初めて見たあの大きな花火の感動は、今も記憶にハッキリと残っています。
・ 【 写真は、今年8月27日開催、隅田川花火大会の撮影です。】
二つの花火会場から1時間半、途切れなく競うように華々しく展開されました。
第1と第2の、二つの花火会場からほど近いビル6階から、当日、楽しませて
いただきました。
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