ふる里「樽本」のページです。 樽本は新潟県妙高市にあり、以前は豊葦村でした。このページは樽本温泉を紹介しています。
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樽本温泉は、上樽集落の丘陵地から豊富に湧く、鉱泉を加熱している温泉です。
もとは、樽本住民の健康管理を目的に開設されましたが、温泉の効用が高く評価されて、その噂が近隣の市町村にも広がり、今は、他県、一般の方々も広く利用されています。
温泉は自治施設で、「豊葦地区協議会」が自主運用・管理しています。
冬は雪深い山里のため、営業は5月1日から10月31日の期間です。
二階建ての温泉施設には、それぞれに無料の広い休憩室があって、飲食持ち込み自由、営業時間内なら入浴の制限などはありません。
ゆっくりと癒しの時を、のんびり穏やかに過すことができます。
温泉の前にそびえる山々は、営業開始の5月、木々が一斉に芽吹き、営業仕舞いの10月下旬、山を彩る紅葉は頂点に達します。
営業期間中には、季節のイベントが開催されて、一般の方々も自由に参加されています。
詳しいイベント情報などは、
「豊葦の郷」ホームページ
で案内されます
。
写真は、樽本温泉の源泉地点です。
樽本地域には、鉱泉が湧く所が幾つもあって、その一つを温泉に利用しています。
写真の周辺、道端にも、かつて、もう一箇所に鉱泉が湧いていました。
その道端の鉱泉は、夏の冷たい飲み水として、また、家風呂の汲み水として、昔から村の生活に密着して利用されていました。
昭和の中頃まで、農閑期になると「ゴゼ」が樽本にも毎年きていました。
ゴゼは、健常の芸人を先頭に、二番三番目以降には盲目の芸人が連れ立って、一軒一軒、三味線と歌の芸をしながら廻っていました。
その道すじ、ゴゼが「道端の鉱泉」にさし掛かり、鉱泉の香りを「オナラ」と勘違いして、先頭の健常芸人との間で口論になったことがありました。
(樽本温泉の源泉も、一般の温泉と同様の香りがあります。)
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